自宅で炭酸水を作れるソーダストリーム。
ペットボトルを毎回買うより安く、ゴミも減らせる。炭酸の強さも自分で調整できる。
たしかに便利そうです。
しかし、私が実際の使い方を考えた結果は、
ソーダストリームは買わず、ペットボトル炭酸水を選ぶ。
でした。
理由は、単純な「1杯あたりの価格」だけではありません。
- ガスシリンダーを交換する手間
- 専用の交換網に依存すること
- 炭酸水に使う水の味と価格
- 本体とシリンダーの置き場所
- 強炭酸にした場合のガス消費
- ペットボトル炭酸水なら水分備蓄にもなること
まで含めると、私にとってはペットボトルのほうが使いやすいからです。
もちろん、毎日大量の炭酸水を飲む人には、ソーダストリームが向く場合もあります。
この記事では、ソーダストリームとペットボトル炭酸水を、価格だけでなく、味・手間・交換・保存性まで含めて比較します。
- 結論|味ならウィルキンソン、安さならラベルレス炭酸水
- ソーダストリームがおすすめの人
- ペットボトル炭酸水がおすすめの人
- ソーダストリームとペットボトル炭酸水を比較
- ソーダストリームは本当に安いのか
- 水を買うなら、ソーダストリームの安さは消える
- ガスシリンダー交換が面倒
- 不要になったシリンダーは普通のゴミとして捨てられない
- 強炭酸を作れるのはソーダストリームの長所
- 水以外へ炭酸を入れたいならドリンクメイト
- ペットボトル炭酸水を選ぶ5つの理由
- ハイボールの味ならウィルキンソン
- 安さと手軽さならOZA SODA
- 最安を求めるなら、銘柄を固定しない
- ソーダストリームが向いているか確認するチェックリスト
- 非公式な改造や他社製シリンダーの使用はしない
- 総評|ソーダストリームは安い。しかし、安いだけでは選ばない
- 最後に
結論|味ならウィルキンソン、安さならラベルレス炭酸水
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| ハイボールの味を重視 | ウィルキンソン タンサン |
| 安さと手軽さを重視 | OZA SODAなどのラベルレス炭酸水 |
| ペットボトルゴミを減らしたい | ソーダストリーム |
| 毎日1L以上飲む | ソーダストリームも候補 |
| 水以外にも炭酸を入れたい | 対応機種のドリンクメイト |
| 水分の備蓄も兼ねたい | ペットボトル炭酸水 |
私は、ウイスキーのハイボールにはウィルキンソン タンサンを選びます。
炭酸の刺激だけではありません。
ウイスキーと合わせたときの味、キレ、飲み終わったあとの輪郭が、安価な炭酸水とは明確に違うと感じるからです。
一方、価格と手間を優先するなら、最安クラスのラベルレス炭酸水で十分。
私が飲んだOZA SODAも普通に美味しく、安い炭酸水として不満はありませんでした。
ただし、個人的にはウィルキンソンより炭酸が抜けやすく感じます。
ハイボールの味ならウィルキンソン。安さと手軽さならラベルレス炭酸水。
ソーダストリームがおすすめの人
- 毎日大量の炭酸水を飲む人
- 水道水や浄水器の水で味に満足できる人
- ガスシリンダーの交換が苦にならない人
- ペットボトルのゴミを減らしたい人
- 本体とシリンダーを置く場所がある人
- 炭酸の強さを自分で調整したい人
ペットボトル炭酸水がおすすめの人
- 炭酸水を作る作業自体が面倒な人
- ガス交換や空シリンダーの管理をしたくない人
- ハイボールの味にこだわる人
- 飲む量が日によって変わる人
- 安い商品をその都度選びたい人
- 未開封の飲料を備蓄として持っておきたい人
ソーダストリームとペットボトル炭酸水を比較
| 比較項目 | ソーダストリーム | ペットボトル炭酸水 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 本体購入が必要 | 不要 |
| 500mlあたり | 強炭酸でガス代約33円+水代 | 約43~100円以上 |
| 炭酸の強さ | 自分で調整可能 | 商品ごとに一定 |
| 水の味 | 使用する水次第 | 商品ごとに一定 |
| ガス交換 | 必要 | 不要 |
| ゴミ | 少ない | ペットボトルが出る |
| 保管場所 | 本体・シリンダー | ケース・ペットボトル |
| 災害時 | 水がなければ作れない | 未開封品を飲料として使える |
| 持ち運び | 専用ボトルへ移す | そのまま持ち運べる |
| 飲みたい瞬間 | 水を冷やして作る | 冷蔵庫から出すだけ |
ソーダストリーム公式の現行シミュレーションでは、強炭酸のガス代を500mlあたり約33円としています。一方、通販では安いラベルレス炭酸水が500mlあたり約43円、OZA SODAが約53円、ウィルキンソンが約88円で購入できる例があります。価格はセールや販売店によって変動します。
ソーダストリームは本当に安いのか
2026年7月30日時点では、ベーシックモデルのGAIAスターターキットが期間限定で7,980円。
通常価格は13,200円です。
スターターキットには、本体、専用ボトル、約60L用のガスシリンダーが含まれています。交換用ガスシリンダーは、1本2,580円です。
価格比較に使う数字を一か所へまとめます。
| 商品・費用 | 価格の目安 | 500mlあたり |
|---|---|---|
| ソーダストリーム GAIA | 7,980円 | 初期費用 |
| 交換用ガスシリンダー | 2,580円 | 強炭酸で約33円 |
| 安価なラベルレス炭酸水 | 約2,080円/48本 | 約43円 |
| OZA SODA | 約1,280円/24本 | 約53円 |
| ウィルキンソン | 約2,100円/24本 | 約88円 |
※ソーダストリームの33円には、使用する水の費用を含めていません。
※価格は2026年7月30日時点の販売例です。購入時は商品リンク先をご確認ください。
セール価格なら、ウィルキンソンとの差は比較的早く埋まる
GAIAの7,980円にはガスシリンダーが1本付属しています。
交換用シリンダーの価格2,580円を引くと、本体とボトル部分の実質的な初期費用は約5,400円です。
強炭酸のガス代を500mlあたり33円として、ペットボトルとの差額で初期費用を回収する単純計算では、次のようになります。
| 比較対象 | 500mlあたりの差 | 元を取る目安 |
|---|---|---|
| ウィルキンソン約88円 | 約55円 | 約100本・約50L |
| OZA SODA約53円 | 約20円 | 約270本・約135L |
| 最安級ラベルレス約43円 | 約10円 | 約520本・約260L |
つまり、
- ウィルキンソンを毎日買っている人
- セール価格で本体を買える人
- 水道水をそのまま使える人
なら、比較的早く元を取れる可能性があります。
一方、最安クラスのラベルレス炭酸水と比べると、約260L作ってようやく追いつく計算です。
しかも、これは本体が7,980円で買えるセール価格での試算。
通常価格13,200円なら、元を取るまでの距離はさらに長くなります。
ソーダストリームが安いかどうかは、何と比較するかで全く変わります。
水を買うなら、ソーダストリームの安さは消える
私がソーダストリームを買わない最大の理由の一つが、使用する水です。
ソーダストリームは、水に炭酸を加える機械です。
水道水の味で満足できるなら、追加費用はほとんどありません。
しかし、強炭酸やハイボールの味にこだわる人ほど、水の味も気になるのではないでしょうか。
ミネラルウォーターや浄水を別に用意すれば、その分だけ費用が増えます。
仮に1Lあたり50円の水を使用すると、500mlあたりの水代は25円。
強炭酸のガス代約33円と合わせて、500mlあたり約58円です。
この時点で、
- OZA SODA:約53円
- 最安級ラベルレス:約43円
より高くなる可能性があります。
しかも、購入したペットボトル水を使用するなら、結局ペットボトルのゴミも出ます。
炭酸水用の水を買い、ガスを交換し、機械で炭酸を入れる。
そこまでやるなら、最初から完成した炭酸水を買えばいい。
これが私の結論です。
ガスシリンダー交換が面倒
現在、ソーダストリームのガスシリンダーは、公式サイトでのオンライン交換と、スーパー、家電量販店、ドラッグストアなどでの店頭交換に対応しています。
公式サイトによれば、全国11,000店以上で交換でき、オンラインでは新品の配達時に空シリンダーを渡せます。
したがって、交換手段そのものがないわけではありません。
それでも私は面倒に感じます。
近所の家電量販店で、
- 在庫が残っているか
- 対応する種類を扱っているか
- 今後も取扱いが続くか
を気にしたくありません。
オンライン交換なら店舗在庫は気にしなくて済みますが、
- 空シリンダーを保管する
- 交換を申し込む
- 配達時に忘れず渡す
という作業は残ります。
ペットボトル炭酸水なら、今使っている商品が値上がりしたり販売終了したりしても、別の商品へ変更するだけです。
一方、炭酸メーカーは本体を購入した時点で、対応する専用ガスシリンダーの交換網へ依存します。
現在は便利でも、数年後まで同じ店舗や条件で交換できるとは限りません。
私にとっては、1杯数十円の節約より、専用品へ依存する面倒のほうが大きいのです。
私は炭酸水を飲みたいのであって、ガスシリンダーを管理したいわけではありません。
不要になったシリンダーは普通のゴミとして捨てられない
ソーダストリームのガスシリンダーは、空になったら交換して使い続ける仕組みです。
使用をやめた場合も、一般ゴミとして処分するのではなく、メーカーへ返却する必要があります。
現在は着払いで返送でき、状態に問題がなければ1本につき300円が支払われる仕組みです。
難しい作業ではありません。
しかし、買ったあとに「やっぱり使わない」と思っても、機械をしまうだけでは終わらない。
シリンダーを梱包し、返却手続きをする必要があります。
こうした終了時の手間も、購入前には見えにくいコストです。
強炭酸を作れるのはソーダストリームの長所
ここまで否定的な内容が続きましたが、ソーダストリームにも明確な強みがあります。
炭酸の強さを自分で調整できることです。
公式では、よく冷やした水へ5回ほどガスを注入すると強炭酸になると案内しています。水温は約5℃が目安です。
市販の炭酸水では、
- もう少し炭酸を強くしたい
- 微炭酸で飲みたい
- 開栓後に抜けた炭酸を戻したい
といった細かな調整はできません。
毎日大量に飲み、その日の用途に合わせて炭酸の強さを変えたい人には、炭酸メーカーの利便性があります。
また、ペットボトルの買い出しや大量のゴミを減らせる点も大きなメリットです。
したがって、ソーダストリームそのものが悪い商品なのではありません。
私の生活には必要ないだけです。
水以外へ炭酸を入れたいならドリンクメイト
一般的なソーダストリームは、水以外の飲料へ直接炭酸を入れないよう案内されています。
水以外の飲料を使用すると、内部の汚れや詰まり、過度な圧力、故障につながる可能性があります。
一方、ドリンクメイトには、水以外の飲料にも炭酸を入れられる対応機種があります。
インフューザーを取り外して洗える構造により、ジュースやワインなどにも使用可能と案内されています。機種によって対応範囲が異なるため、購入前に確認が必要です。
- 気の抜けたジュースを復活させたい
- ワインをスパークリング風にしたい
- 水以外にも頻繁に使いたい
という人なら、ソーダストリームよりドリンクメイトのほうが用途に合う可能性があります。
ペットボトル炭酸水を選ぶ5つの理由
1.買った瞬間から使える
本体を購入する必要はありません。
冷蔵庫から取り出し、キャップを開ければ終わりです。
ガス残量も、専用ボトルも、交換時期も考える必要がありません。
2.商品を自由に変更できる
ハイボールにはウィルキンソン。
普段飲みにはOZA SODA。
セール時には、そのとき最も安いラベルレス炭酸水。
用途と価格によって、毎回違う商品を選べます。
3.炭酸と水の味が一定
炭酸メーカーは、使う水や冷却状態、ガスの注入量によって仕上がりが変わります。
ペットボトルなら、開栓するまでは毎回ほぼ同じ味と炭酸です。
特にハイボールでは、炭酸水の違いが味へ直接影響します。
4.ラベルレスなら捨てる手間が少ない
ペットボトル炭酸水の弱点はゴミです。
しかし、ラベルレス商品なら、ラベルを剥がす作業がありません。
OZA SODAにもプレーンとレモンのラベルレス商品があり、メーカーも分別時の手間を減らせる点を特徴として挙げています。
ペットボトル自体は残りますが、以前よりは処分が楽になっています。
5.水分のローリングストックになる
ペットボトル炭酸水は、未開封なら飲料水として保管できます。
ウィルキンソンとOZA SODAの賞味期間は、いずれも製造から6か月です。
普段からケースで購入し、古いものから飲んで買い足せば、日常消費と備蓄を兼ねられます。
農林水産省は、飲料と調理用を合わせ、一人あたり1日3L、最低3日分の水を備える目安を紹介しています。
ただし、炭酸水は調理、服薬、体調不良時には使いにくいことがあります。
そのため、通常の水も別に備蓄し、炭酸水は飲料用の補助備蓄として考えるのがよいでしょう。
ペットボトルの置き場所は必要ですが、その在庫は飲み物であり、同時に備蓄でもあります。
ハイボールの味ならウィルキンソン
私がウイスキーのハイボールへ使うなら、ウィルキンソンです。
公式では「刺激、強め。」の本格炭酸水として販売され、ラベルレス500mlも用意されています。原材料は水と炭酸のみです。
安い炭酸水でもハイボールは作れます。
それでも、ウィルキンソンを使ったときは、
- ウイスキーの香りがぼやけにくい
- 炭酸の刺激が最後まで残りやすい
- 飲み終わりが締まる
- 味が水っぽくなりにくい
と感じます。
これは単に「炭酸が強い」というだけではありません。
ウイスキーと合わせたときの完成度が違います。
少し高くても、飲みたいハイボールを作るための費用だと考えれば、十分に価値があります。
ハイボールを含め、宅飲みでコストパフォーマンスのいい酒については、こちらの記事で比較しています。

安さと手軽さならOZA SODA
味を最優先しない日や、安く大量に確保したい場合は、OZA SODAで十分です。
OZA SODAは、メーカーが自社史上最高レベルのガスボリュームとうたう強炭酸水で、プレーンやレモンにはラベルレスもあります。
実際に飲んだ印象としても、安いからといって不味いとは感じませんでした。
普通に美味しい炭酸水です。
ただし、私にはウィルキンソンより炭酸が抜けやすく感じました。
開栓して一度で飲み切るなら、ほとんど問題ありません。
少しずつ時間をかけて飲む場合や、ハイボールを何杯も作る場合は、違いを感じるかもしれません。
安く、一度で飲み切るならOZA SODA。味と持続力を求めるならウィルキンソン。
最安を求めるなら、銘柄を固定しない
炭酸水はセールによる価格変動が大きい商品です。
昨日まで最安だった商品が、翌月には別の商品へ入れ替わることもあります。
そのため、価格だけを優先するなら、一つのブランドへ固定する必要はありません。
- 500ml
- ラベルレス
- 24本または48本
- 送料無料
- 1本あたりの価格
を確認し、その時点で安い商品を選べば十分です。
楽天市場でラベルレス炭酸水を探すソーダストリームが向いているか確認するチェックリスト
次の項目に多く当てはまるなら、ソーダストリームを検討してもよいでしょう。
- 毎日500ml~1L以上の炭酸水を飲む
- 水道水や浄水器の水で満足できる
- ガス交換を面倒だと思わない
- 近所またはオンラインで交換できる
- ペットボトルゴミを本気で減らしたい
- 炭酸の強さを自分で調整したい
- 数年間使い続ける予定がある
反対に、
- 週に数本しか飲まない
- ミネラルウォーターを購入して使う
- 交換や管理を増やしたくない
- ハイボールの味を一定にしたい
- 安い商品を選んで買いたい
- 飲料の備蓄も兼ねたい
なら、ペットボトルのほうが合う可能性が高いです。
非公式な改造や他社製シリンダーの使用はしない
炭酸メーカーを安く使うため、専用シリンダー以外のガスボンベを接続する方法が紹介されることがあります。
しかし、ソーダストリームはガスシリンダーの分解、穴開け、改造を禁止し、国内正規品以外は交換や保証の対象外になる場合があると案内しています。
安全性や保証を考え、本記事では非公式な改造方法や他社ガスの接続はおすすめしません。
安くするために、事故や故障のリスクを増やしては本末転倒です。
総評|ソーダストリームは安い。しかし、安いだけでは選ばない
ソーダストリームは、条件が合えばペットボトル炭酸水より安くなります。
特に、
- セール価格で本体を買う
- 水道水を使う
- 毎日大量に飲む
- 長期間使い続ける
という人なら、コストメリットを得やすいでしょう。
しかし、私は買いません。
ガスシリンダーを交換し、対応店舗や配送を確認し、冷やした水を準備し、炭酸を注入する。
水の味へこだわれば、購入水の費用も増えます。
それなら、飲みたいときに冷蔵庫からペットボトルを取り出すほうがいい。
ハイボールを美味しく飲みたい日はウィルキンソン。
安く済ませたい日はOZA SODAや、その時点で最安のラベルレス炭酸水。
私には、この使い分けが合っています。
楽天市場でラベルレス炭酸水を探す炭酸メーカーの1杯あたりの安さより、交換も準備もせず、毎回好きな炭酸水を選べる自由を取ります。
最後に
私は、ソーダストリームが本当にお得なのか調べ始めました。
本体価格。
ガス代。
何リットルで元が取れるのか。
交換方法。
炭酸の強さ。
水の価格。
調べれば調べるほど、ソーダストリームについて詳しくなっていきます。
そして最終的に、
ウィルキンソンを買うことにしました。
メーカーからすれば、たまったものではないでしょう。
ソーダストリームを調べに来た人へ、ペットボトル炭酸水をすすめる記事が完成してしまいました。
しかし、これは嫌がらせではありません。
消費者の一意見です。
私は炭酸水を飲みたい。
ガスシリンダーを交換したいわけではないのです。


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