葉巻は高い。
そう思っていました。
だから最初の注文で95,260円使った時も、むしろ安く済んだと思っていたのです。
葉巻1本5,000円。
そんなイメージでしたから。
しかし実際に葉巻を吸い始めると、その考えは少しずつ変わっていきました。
そして私は、ある葉巻に出会います。
Factory Smokes。
その価格を見た時、私は思いました。
「あ、量を吸えってことか!」
今回は、葉巻初心者だった私が「葉巻は思ったより安くて危険だ」と気付いた話を書いてみようと思います。
この記事で分かること
- 葉巻は思ったより高くないと気付いた理由
- Factory Smokesに衝撃を受けた話
- 「あ、量を吸えってことか!」と思った経緯
葉巻は1本5000円くらいすると思っていた
葉巻に興味を持つ前の私は、葉巻1本5,000円くらいするものだと思っていました。
映画やドラマに出てくる葉巻って、だいたいお金持ちが吸っているような印象です。
だから勝手に高級品だと思っていました。
もともと興味はありました。
以前から「紙巻たばこより美味しい」とどことなく聞こえる風の噂を聞いていましたから。
ただ、値段を調べようとまでは思いませんでした。
どうせ高いだろうと思っていたからです。
今思えば、興味があるくせに調べないというのも変な話ですが、本当にそんな感じでした。
当時は若く、切り詰めなければならない生活でしたから。
ところが実際に葉巻を調べ始めると、思っていた世界とは少し違いました。
もちろん高い葉巻は高いです。
ただ、それだけではなかった。
700円前後で買える葉巻もある。
もっと安い葉巻もある。
あれ?
思ったより現実的じゃないか。
それは衝撃的でした。
葉巻は高級品ではあるけれど、庶民でも手が届く趣味だったのです。
そして、この考えが後に私を苦しめることになります。
なぜなら、手が届くということは買えてしまうということだからです。
いや、正確には違う。
買えてしまうのではない。
買う理由を見つけてしまうのです。
実際に吸ってみたら思ったより美味かった
実際に葉巻を吸い始めると、さらに驚くことになります。
思ったより美味い。
もちろん最初から全てが好みだったわけではないです。
むしろ「やっぱたばこなんだなぁ」という感想の方が近かった。
かなり苦い。
煙も多い。
独特の香りもある。
それでも不思議と嫌ではありませんでした。
私はもともと紙巻たばこも吸っていましたし、苦味や香りそのものが嫌いではなかったからです。
そして何より、葉巻には紙巻たばこにはない面白さがありました。
吸い方によって印象も変わる。
保管状態によっても変わる。
同じ葉巻でも個体差がある。
吸えば吸うほど分からないことが増えていくのです。
最初に買った葉巻の中では、タバカレラ、キース、トスカネロ、チンチャレロあたりが特に印象に残っています。
今でも買っている銘柄もあります。
つまり、最初から十分満足できていたのです。
私は葉巻を始める前、高級葉巻に憧れていたわけではありません。
むしろ逆でした。
安い葉巻で満足できるのか。
自分に葉巻が合うのか。
それを知りたかったのです。
もし全部美味しくなければ、そこでやめればいい。
損失は最小限で済む。
そう考えていました。
しかし実際には違いました。
思ったより美味しい。
思ったより面白い。
そして私は、もっと色々な葉巻を知りたくなってしまったのです。
今思えば、この時点で十分幸せだったのだと思います。
問題はその後でした。
私は葉巻を調べ始めます。
そして、ある葉巻に出会うのです。
Factory Smokesとの出会い
そんな中で見つけたのがFactory Smokesでした。
正直、最初は疑いました。
安すぎたからです。
当時の私の感覚では、安い葉巻といえばタバカレラでした。
2026年現在でも650円前後で買える優秀な葉巻です。
ところがFactory Smokesは違いました。
ロブストサイズ。
しかもチャーチルサイズまである。
それでいて1本あたり600円前後。
むしろ安くなっている。

え?
大丈夫なのか?
最初はそう思いました。
葉巻の世界を調べていくうちに、国内価格と個人輸入価格の違いも少しずつ理解していました。
それでも安い。
安すぎる。
Factory Smokesを見つけた私は、初めてCOHで注文することにしました。
とはいえ、最初は少し不安でした。
海外通販そのものが初めてだったわけではありません。
iHerbやMyproteinのような、日本でも比較的利用者の多い海外通販は使ったことがありました。
ただ、葉巻は別です。
本当に届くのか。
支払いは大丈夫なのか。
何かトラブルにならないか。
そんなことを考えていました。
ただ、この頃は北乃ガラナさんの動画を毎日のように見ていました。
特にCOHで実際に注文する動画は何度も見返しました。
動画を見ながら脳内シミュレーションです。
会員登録。
個人情報入力。
カートに入れる。
決済する。
本当にそれだけでした。
思っていたよりもずっと簡単だったのです。
もちろん海外通販なので配送トラブルが起こる可能性はあります。
実際にそういった話も聞きました。
ただ、私の場合は今のところ一度もありません。
あとは商品が届くのを待つだけ。
受け取り時にたばこ税や消費税などを支払えば完了です。
ただ、この頃の私は税金よりも別のことを考えていました。
本当に美味しいのだろうか。
本当に600円なのだろうか。
そして、初めてのチャーチルサイズはどれだけ長いのだろうか。
そんなことばかり考えていたのです。

記事を書きながら在庫を確認したところ、思っていたより少なくて少し焦った。
初めてFactory Smokesを吸った感想
Factory Smokesが到着して最初に驚いたのは味ではありませんでした。
柔らかさです。
これが加湿された葉巻なのか。
そう思いました。
それまでにも葉巻は吸っていました。
しかし今思えば、十分に加湿されていない状態だったのかもしれません。
葉巻は表面だけ柔らかければ良いわけではありません。
特に太い葉巻は中心部まで加湿が入っているかで大きく変わります。
Factory Smokesは違いました。
軽く押すとスポンジのような弾力がある。
北乃ガラナさんの動画で見ていた状態そのものでした。
そして初めて吸ったのはロブストです。
とても心地よいナッツ。
クリーム。
ウッディな香り。
今思えばボディは軽めだったのかもしれません。
しかし当時の私には衝撃でした。
味の厚みが違う。
甘味が違う。
うま味が違う。
これが加湿の力なのか。
そう思いました。
しかも多少吸い方が雑でも味が崩れない。
ただ、ゆっくり吸った方がナッツや甘味はより強く感じられました。
終盤になると少し酸味がかった発酵香も出てきます。
アンモニアのような香りです。
ただ、それも少しなら心地よいスパイスになります。
600円の葉巻でここまで楽しめるのか。
正直驚きました。
とんでもない葉巻を買ってしまった。
そう思ったのを今でも覚えています。
Factory Smokesの評価は今も高い
Factory Smokesを吸った当時の私は、本気でこう思っていました。
これさえあれば他はいらない。
それくらい衝撃だったのです。
美味しい。
飽きない。
安い。
味も崩れにくい。
しかも毎日吸える。
当時の私にとっては欠点らしい欠点が見つかりませんでした。
むしろ、これより安くて美味しい葉巻なんて存在しないだろうと思っていました。
今でもFactory Smokesは大好きです。
ただ、評価の仕方は少し変わりました。
当時は「最強の葉巻」でした。
しかし様々な葉巻を吸い、経験値が増えるにつれて見え方も変わってきます。
意外と軽い。
それでいて厚みがある。
朝でも吸いやすい。
うま味もある。
あっさりしているのに奥深い。
今の私ならそんな表現をすると思います。
料理で例えるなら、焼き鳥屋で出てくる鶏スープのような存在です。
比較的さっぱりしている。
しかし飲めば飲むほど鶏のうま味が広がる。
Factory Smokesはそんな葉巻でした。
「あ、量を吸えってことか!」
Factory Smokesを吸いながら、私はあることに気付きました。
あ、量を吸えってことか。
それまでの私は、葉巻は特別な日に吸うものだと思っていました。
しかしFactory Smokesを吸って、その考えは崩れました。
これなら毎日吸える。
いや、むしろ毎日吸うための葉巻なのではないか。
そう思ったのです。
最初に決めていた予算なんて、今思えばただの想定です。
そんなものは幻だったのかもしれません。
人間はそこまで賢くありません。
吸いたい時に吸う。
それが一番幸せなのです。
しかもFactory Smokesは安い。
美味しい。
飽きない。
崩れにくい。
私の求める条件をほぼ満たしていました。
それならたくさん吸っていいということではないか。
むしろ葉巻がそう語りかけているように思えました。
もちろん後から考えれば、ただ吸いたかっただけです。
しかし当時の私は真面目にそう考えていました。
そして気付いたのです。
葉巻は思っていたほど高くない。
むしろ時間あたりの満足度で考えると安い。
600円で1時間。
これだけ楽しめる趣味がどれだけあるだろうか。
そう考え始めた瞬間から、私の予算という概念は少しずつ崩壊していきました。
50本では足りなかった
Factory Smokesを吸い始めた頃の私は、本気でこう思っていました。
これさえあれば他はいらない。
美味しい。
安い。
飽きない。
崩れにくい。
しかも毎日吸える。
当時の私にとっては理想的な葉巻でした。
だから50本もあれば十分だと思っていたのです。
いや、正確には思おうとしていました。
しかし現実は違いました。
気付けば毎日吸っている。
気付けば本数が減っている。
そして気付けば、次は何を買おうか考えている。
今思えば当然でした。
葉巻は高級品だと思っていた私が、初めて「毎日吸える葉巻」に出会ってしまったのですから。
Factory Smokesは私に
葉巻の楽しさを教えてくれました。
そして同時に、
葉巻の怖さも教えてくれました。
こうして私の葉巻生活は次の段階へ進みます。
そして私は、この数日後にさらに大量の葉巻を注文することになるのです。
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