トスカネロ アロマカフェをレビュー|甘い缶コーヒー味。小さいのに50分吸えた

酒・葉巻
5本入りで販売されるトスカネロ アロマカフェ。甘い缶コーヒーやコーヒー菓子を思わせる、小型の着香葉巻。

トスカネロ アロマカフェは、砂糖をたっぷり入れた缶コーヒーに、エスプレッソ風の苦味を足したような着香葉巻です。

着火前の香りは、飴がけしたコーヒービートのように甘く、少し人工的。しかし火をつけると人工感は薄れ、コーヒーの苦味、ロースト感、ほのかな酸味が現れます。

本格的なコーヒーの繊細さを求める人には向きません。

一方で、甘い缶コーヒーやコーヒー菓子が好きなら、1箱5本入り約1,250円という価格を考えても、十分に満足できる味です。

そして今回、最大の驚きは喫煙時間でした。

この小さな見た目で、まさかの約50分。

私はほとんどパフ間隔を空けず、吸っては吐き、吸っては吐きを繰り返していました。

これは葉巻なのか。
それとも吸引テストなのか。

✅おすすめする人

  • 甘い缶コーヒーやコーヒー菓子が好きな人
  • コーヒー系の着香葉巻を安く試したい人
  • 砂糖、カカオ、ロースト系の味が好きな人
  • パフ間隔を神経質に考えず吸いたい人
  • 小型でも長く吸える葉巻を探している人
  • 食後や30~50分ほどの休憩時間に、甘苦い煙を楽しみたい人

❌おすすめしない人

  • 本格的なコーヒー豆の香りを求める人
  • 終盤まで強い着香が続くことを期待する人
  • 軽いドローを好む人
  • 厚く豊かな煙を求める人
  • まず1本だけ購入して試したい人
  • 読書へ完全に集中できる葉巻を求める人


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基本情報

項目内容
銘柄Toscanello Aroma Caffè
日本語名トスカネロ アロマカフェ
種類コーヒー系着香葉巻
販売形態主に5本入り
価格1箱約1,250円
1本あたり約250円
喫煙時間約50分
カットなし
ドロー重め
飲み物ミルクチョコプロテイン
喫煙状況本日2本目
ボディミディアム

基本的には5本入りの箱で販売されており、1本だけ購入できる店は多くありません。

稀に1本ずつプラスチック容器へ入れて販売している店もあるようですが、通常は5本単位での購入になると思います。

そのため、最初から5本買うことに抵抗がある人には、やや試しにくい商品です。

外観・着火前|甘いコーヒー菓子のような香り

黒褐色で細長く、表面は少し粗め。見た目からも強いロースト感と苦味を予想させる。

見た目は黒褐色で細長く、表面は少し粗め。

高級葉巻のような滑らかさはありませんが、濃い色合いと無骨な形から、強いロースト感を予想させます。

ラッパーから感じたのは、非常に甘く、苦味を伴ったコーヒーの香り。

焙煎した豆の香ばしさは強いものの、甘みには少し人工的な印象があります。

フットからは、飴がけしたコーヒー菓子のような香り。

具体的には、コーヒービートをさらに甘くしたような香りです。

今回の個体はラッパーの一部が浮いていたため、着火前後に修正しました。

ドローはかなり重め。

個体によって軽いものもありますが、今回の一本は明確に吸引抵抗がありました。

ラッパーの一部に浮きが見られたため、着火後に修正。着火直後は甘いコーヒー着香が最も華やかに感じられた。

前半|甘い缶コーヒーにエスプレッソを少し

着火直後、普通に煙を吐くと、まず現れたのはコーヒーの苦味です。

レトロヘイルでは、やや甘く、ほんのり酸味を伴ったビターコーヒー。

ただし、本格的なエスプレッソや、挽きたてのコーヒー豆を思わせる味ではありません。

印象としては、

砂糖をたっぷり入れた甘い缶コーヒーに、少量のエスプレッソを加えた味。

着火前の香りほど人工的ではなく、火をつけた後の方がコーヒーと葉巻の苦味が自然にまとまっています。

この葉巻の着香が最も華やかに感じられるのも、着火直後から前半です。

甘み、苦味、酸味、ロースト感が揃い、安価な着香葉巻としては普通に美味しい。

ボディはミディアム。

副流煙からも、苦味と酸味をまとったコーヒー系の香りが漂います。

ミルクチョコプロテインとの相性

ミルクチョコプロテインとの相性は、かなり良好でした。

葉巻のコーヒーに、ドリンクのカカオ、ミルク、甘みが加わり、カフェモカのような組み合わせになります。

コーヒーとカカオの共演。

着香葉巻でありながら、カカオや焦げた甘さを持つブロードリーフ系の葉巻を思わせる瞬間もあります。

ドリンクが葉巻を消すのではなく、コーヒーの苦味を和らげ、甘さと香ばしさを補ってくれました。

吸い方|弱めに吸ってレトロヘイル

強く吸うと、コーヒーの香りが飛び、苦味だけが前へ出ます。

そのため、弱めに吸い、煙をゆっくりレトロヘイルするのがおすすめです。

ただし、この葉巻はパフ間隔については、それほど神経質にならなくてもよいと感じました。

私は今回、ほとんど休ませず、紙巻きたばこに近い間隔で吸い続けています。

一般的なプレミアムシガーなら、これほど短い間隔で吸えば過熱し、味が大きく崩れる可能性があります。

しかしトスカネロ アロマカフェは、もともと苦味とロースト感が強いため、短い間隔でも味の方向性が崩れにくい印象です。

意外と煙量もあります。

ただし吸い口が細いため、太い葉巻のような厚く豊かな煙を期待すると物足りません。

着香の味を軽く楽しむものとして考えた方がよいでしょう。

後半|着香を捨て、苦い葉巻として吸う

小型ながら灰は硬く、燃焼も遅め。甘みは徐々に弱まるが、コーヒーの苦味と香ばしさは残る。

吸い進めると、前半ほどの甘く華やかなコーヒー香は感じにくくなります。

慣れによって香りを感じにくくなった可能性もありますが、実際に着香そのものが弱くなっている印象もありました。

コーヒー感が完全に消えるわけではありません。

しかし、甘みと香ばしさの厚みが減り、タール由来と思われる苦味が強くなります。

後半は、前半と同じ着香葉巻として吸わない方がよいかもしれません。

着香という概念をいったん捨て、苦味の強い小型葉巻として吸う。

そう考えると、終盤も意外と美味しく楽しめます。

もともとコーヒーの苦味を中心に作られているため、終盤の苦味が味の方向性から大きく外れないのです。

途中で火が消えそうになったため再着火。

再着火後は煙と味の厚みが増し、コーヒーとロースト感も一時的に戻りました。

灰は硬めで、小さな葉巻としては比較的しっかり保持します。

ドローの個体差と喫煙時間

今回の個体は、最後までドローが重めでした。

ドローの重さが気になる場合は、吸い口を少しカットする方法も考えられます。

ただし今回は実際にカットしていないため、改善するかどうかは未確認です。

以前吸った個体には、今回よりドローの軽いものもありました。

体感では、ドローの違いによって喫煙時間が15分ほど変わる可能性があります。

軽い個体なら30~35分程度。
今回のように重い個体では、約50分。

葉の量からは想像できないほど、長く吸えます。

ただし、長く吸えることが常に快適とは限りません。

今回の個体は味より先に、重いドローによる疲労が目立ちました。

美味しい。

しかし、吸うたびに少し疲れる。

最後は熱さも出てきたため、指1.5本分ほど残して終了しました。

保管方法|私の場合は加湿しない方がよかった

以前、トスカネロ アロマカフェを一般的な葉巻と同じように加湿したことがあります。

しかし、私の環境では加湿後にコーヒーの香りが弱くなりました。

そのため現在は、開封後も加湿せず、袋などへ入れて密閉保管しています。

少なくとも私が吸った範囲では、開封直後が最も香り豊かでした。

着香を長く楽しみたいなら、

  • 開封後はなるべく早めに吸う
  • 加湿しすぎない
  • 密閉して香りが逃げないようにする

という保管方法が向いていそうです。

ただし、これは私自身の保管環境と実体験による判断です。

総評|本格コーヒーではない。しかし普通に美味い

トスカネロ アロマカフェは、本格的なコーヒーの香りを再現した葉巻ではありません。

繊細な酸味、豆の産地ごとの個性、複雑な余韻を期待すると、おそらく失望します。

この葉巻が再現しているのは、もっと分かりやすい味です。

砂糖たっぷりの缶コーヒー。
コーヒービート。
カフェモカ。

そこへ葉巻本来の苦味とロースト感を重ねています。

前半は着香の華やかさが強く、後半は甘みが減って苦味中心。

最初から最後まで同じコーヒー香が続く葉巻ではありません。

しかし、後半も苦い小型葉巻として成立しているため、終盤まで大きく破綻しません。

1本約250円。

この値段で、この味と喫煙時間なら十分に満足です。

小さく、安く、甘苦く、そして妙に長持ちする。

トスカネロ アロマカフェは、コーヒー味の小さな耐久葉巻でした。

約50分吸い続け、指1.5本分ほどで終了。後半は着香よりも、タール系の苦味を持つ小型葉巻として楽しめた。

項目別評価

評価項目点数評価理由
★★★★☆前半は甘い缶コーヒー、コーヒービート、カフェモカを思わせる分かりやすい美味しさ。後半はタール系の苦味が増えるが、味の方向性から大きく外れない。
煙量★★★☆☆小型のわりに煙は出る。ただし吸い口が細く、太い葉巻のような厚い煙は期待できない。
甘み★★★★☆着火前から前半にかけて甘みが強い。砂糖を多く入れた缶コーヒーのような味だが、後半は大きく弱まる。
変化★★★☆☆甘く華やかな着香中心の前半から、苦味中心の後半へ変化する。ただしコーヒーという大きな軸は最後まで残る。
コストパフォーマンス★★★★★1本約250円で、今回の個体は約50分。味と喫煙時間の両方を考えれば非常に優秀。
作り★★★★☆灰は硬く、短いパフ間隔でも大きく崩れなかった。一方でラッパーの浮きと重いドローがあり、個体差は感じる。
満足感★★★★☆前半の着香は分かりやすく美味しい。後半も苦い葉巻として楽しめるが、重いドローによる疲労は残った。
再購入★★★★☆5本単位での購入になるが、価格を考えれば再購入しやすい。甘いコーヒー系の葉巻が欲しい時に便利。
読書適性★★★☆☆パフ間隔を考えず吸える点はよいが、今回の個体はドローが重く、吸う作業へ意識を取られた。軽い個体なら評価は上がりそう。

リピート購入について

再購入評価は、星4つです。

本格的なコーヒー葉巻としてではなく、安価なコーヒー菓子系の着香葉巻として考えれば、十分に再購入する価値があります。

5本入り約1,250円なので、一本だけ気軽に試しにくいのは弱点です。

しかし味が好みに合えば、5本あっても困りません。

開封直後の香りが最も強く感じられるため、開けたら密閉保管しつつ、あまり長期間放置せず吸っていきたいと思います。

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最後に

私はこの小さな葉巻を、ほとんど休ませることなく吸い続けました。

吸う。
吐く。
吸う。
吐く。

紙巻きたばこに近い間隔で、ひたすら煙を通します。

葉の量は明らかに少ない。

見た目だけなら、20分ほどで終わりそうです。

しかし30分を過ぎても、まだ残っている。

40分を過ぎても、まだ終わらない。

味は美味しい。

だがドローは重い。

いつしか私は、コーヒー味を楽しんでいるのか、吸引力を試されているのか分からなくなっていました。

そして約50分。

疲労と熱さにより、指1.5本分を残して終了。

こうして、長きにわたる吸引テストは終わりました。

なんなんだ、これは。

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