外で飲むより、家で飲むほうが安い。
では、同じ量のアルコールを飲むなら、どのお酒が一番安いのでしょうか。
ビール、焼酎、缶チューハイ、ウイスキー、ブランデー、ワイン、日本酒を、1Lあたりの価格と純アルコール20gあたりの価格で比較しました。
ただし、価格だけが安くても、味が合わなければ意味がありません。
この記事では、単純な最安値だけでなく、
- 実際に飲み続けられるか
- 作る手間が少ないか
- 開封後に保存しやすいか
- 食事と合わせやすいか
まで含めて、宅飲みに向く酒を紹介します。
結論から言えば、私のおすすめは次のとおりです。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 純アルコール量あたりの安さ | ブラックニッカ クリア |
| 安く割って飲みたい | キンミヤ焼酎 |
| ビール風の味を楽しみたい | キンミヤ+ホッピー |
| とにかく手軽に飲みたい | タカラ焼酎ハイボール |
| 大容量の赤ワイン | カルロ ロッシ ダーク |
| 安いボトル赤ワイン | コセチャ カベルネ |
| 白ワイン | コノスル |
| 冷酒・日本酒ロック | 菊正宗 しぼりたてギンパック |
| 熱燗 | 菊正宗 上撰 生酛辛口 純米 |
最安だけを求めるなら蒸留酒。
しかし、味、手軽さ、保存性まで含めると、用途によって最適な酒は変わります。
- キンミヤ焼酎
- ブラックニッカ クリア
- カルロ ロッシ ダーク
- 価格比較の条件
- 宅飲み用のお酒を価格で比較
- 純アルコール量だけなら、ブラックニッカが最安クラス
- 安くて飲みやすいなら、キンミヤのジャスミン茶割り
- ビール風の味なら、キンミヤ+ホッピー
- 手軽さなら、缶チューハイが強い
- ビールは安くないが、ビールを飲みたいなら代用できない
- ハイボールならブラックニッカ クリア
- ブランデーならドンピエールV.S.O
- 箱ワインならカルロ ロッシ ダーク
- 安いボトル赤ワインならコセチャ カベルネ
- 白ワインはコノスル
- 冷酒なら菊正宗しぼりたてギンパック
- 熱燗なら菊正宗 上撰 生酛辛口 純米
- 結局、どれを買えばいいのか
- 純アルコール20gは「安全量」ではない
- まとめ|最安の酒より、自分が続けて飲める酒を選ぶ
価格比較の条件
この記事の価格は、2026年7月30日時点で確認できた通販価格の一例です。
送料込みの商品を優先し、ポイント還元、期間限定クーポン、定期購入割引は計算に含めていません。
価格は販売店、地域、セールによって変動します。
正確な購入価格は、商品リンク先で確認してください。
宅飲み用のお酒を価格で比較
純アルコール量は、次の式で計算しています。
酒の量(mL)×アルコール度数÷100×0.8
純アルコール20gは価格比較のための共通単位であり、20gまでなら安全、または推奨されているという意味ではありません。
| 商品 | 容量・参考価格 | 1Lあたり | 純アルコール20gあたり |
|---|---|---|---|
| アサヒ スーパードライ | 350ml×48本・約9,500円 | 約565円 | 約283円 |
| クリアアサヒ 贅沢ゼロ | 350ml×48本・約7,500円 | 約445円 | 約185円 |
| キンミヤ焼酎25度 | 1.8L×6本・約8,200円 | 約755円 | 約75円 |
| タカラ焼酎ハイボール7% | 350ml×48本・約5,600円 | 約335円 | 約119円 |
| ブラックニッカ クリア37度 | 4L×4本・約16,900円 | 約1,053円 | 約71円 |
| ドンピエールV.S.O 37度 | 4L×4本・約18,600円 | 約1,165円 | 約79円 |
| カルロ ロッシ ダーク | 3L×4箱・約8,800円 | 約732円 | 約146円 |
| コセチャ カベルネ | 750ml×12本・約7,200円 | 約797円 | 約153円 |
| コノスル ビシクレタ ゲヴュルツトラミネール13度 | 750ml×12本・約9,500円 | 約1,056円 | 約203円 |
| 菊正宗 しぼりたてギンパック | 1.8L×6本・約8,300円 | 約767円 | 約132円 |
| 菊正宗 上撰 生酛辛口 純米 | 1.8L×6本・約10,000円 | 約924円 | 約154円 |
今回確認した価格では、スーパードライ350ml×48本が約9,500円、クリアアサヒ贅沢ゼロが約7,500円でした。贅沢ゼロはアルコール分6%、スーパードライは5%です。
キンミヤは1.8L×6本で約8,200円、タカラ焼酎ハイボールは350ml×48本で約5,600円、ブラックニッカは4L×4本で約16,900円、ドンピエールV.S.Oは4L商品が流通しています。
カルロ ロッシ ダークは3L×4箱で約8,800円、コセチャは安い販売店では750ml換算600円前後から見つかります。
コノスルは品種やヴィンテージによってアルコール度数が異なるため、表では私が特に好きなゲヴュルツトラミネール13%を代表として計算しています。
菊正宗しぼりたてギンパックは1.8L×6本で約8,300円、上撰生酛純米は約1万円の販売例が確認できました。
純アルコール量だけなら、ブラックニッカが最安クラス
今回選んだ商品の中では、純アルコール20gあたりの価格が最も安かったのはブラックニッカ クリアでした。
次いで、
- キンミヤ焼酎
- ドンピエールV.S.O
- タカラ焼酎ハイボール
となります。
アルコール度数の高い蒸留酒は、水や炭酸、お茶で割って量を増やせるため、純アルコール量だけで比較すると強いです。
ただし、ブラックニッカをストレートで飲む人と、ビールを500ml飲む人では、飲み方も満足感も違います。
したがって、単純に一番安いものを選ぶのではなく、自分が普段どのように飲むかで考える必要があります。
安くて飲みやすいなら、キンミヤのジャスミン茶割り
安く長く飲むなら、キンミヤのジャスミン茶割りがおすすめです。
一般的な焼酎のお茶割りは、酒1に対してお茶2ほどで作ることもあります。
しかし、私にはアルコール感が少し強い。
そのため、キンミヤ1に対して、ジャスミン茶を3~4ほど入れます。
薄く感じる人もいるでしょう。
しかし、食事と一緒に長く飲むなら、このくらいがちょうどいい。
1杯400mlを作る場合、キンミヤを80~100ml使っても、酒代は約60~75円です。
自分で水出ししたジャスミン茶なら、割り材の費用も抑えられます。
最安の甲類焼酎よりキンミヤは少し高いものの、味まで含めるとこちらを選びます。
ペットボトルのお茶は作る手間がなく、ネットなら自宅まで運んでもらえるのが利点です。
価格を最優先するなら自作、手軽さを優先するならペットボトルを選びましょう。
ビール風の味なら、キンミヤ+ホッピー
ビールのような味を安く楽しみたいなら、ホッピーがあります。
公式の基本的な作り方は、よく冷やした甲類焼酎25度とホッピーを1対5で注ぐ方法です。ホッピーはアルコール分約0.8%で、プリン体ゼロ、100mlあたりの糖質は白が1.7g、黒が1.9gと案内されています。
ホッピー330ml×48本は、確認時点で約7,700円。
公式比率なら、ホッピー1本にキンミヤ約66mlを加え、1杯約210円で作れます。
私は少し濃いめの、キンミヤ1に対してホッピー3程度も好きです。
この場合は、ホッピー1本にキンミヤ約110mlを使い、1杯約240円。
ビールより必ず安いとは限りませんが、
- 酒の濃さを自分で調整できる
- 白と黒を選べる
- ビールとは違う独特の味がある
という魅力があります。
手軽さなら、缶チューハイが強い
缶チューハイは、蒸留酒を自分で割るより割高です。
それでも、
- 缶を開けるだけ
- 氷やグラスが不要
- 味と濃さが毎回同じ
- いろいろな味を選べる
という利点があります。
価格と手軽さのバランスで選ぶなら、タカラ焼酎ハイボールが優秀です。
350ml×48本で約5,600円なら、1本あたり約117円。
仕事のあとに割り材を用意したくない人や、飲む量を缶単位で管理したい人には、蒸留酒の大容量ボトルより向いています。
ビールは安くないが、ビールを飲みたいなら代用できない
純アルコール量で見ると、ビールは蒸留酒より高くなります。
スーパードライ350ml缶は、純アルコール量が1本あたり14g。20gに換算すると約500ml必要です。
しかし、ビールを飲みたい人が、価格だけを理由に焼酎やウイスキーへ移っても、同じ満足感になるとは限りません。
ビールそのものが好きなら、ケース購入によって1本あたりの価格を抑えるのが現実的です。
糖質を抑えながら度数も欲しい場合は、アルコール分6%のクリアアサヒ贅沢ゼロも選択肢になります。
ハイボールならブラックニッカ クリア
ブラックニッカ クリアは、4Lペットボトルをケースで購入すると、純アルコール量あたりの価格がかなり安くなります。
もちろん、4Lボトルを4本買えば、合計16Lです。
普通の家庭に突然16Lのウイスキーが届きます。
置き場所には困ります。
しかし、日常的にハイボールを飲むなら、買い物の回数を減らせるのは大きな利点です。
ウイスキー1に炭酸3~4を合わせれば、1Lのハイボールに使うウイスキーは200~250ml。
炭酸水の価格を含めても、缶ハイボールを毎回購入するより安く作りやすいです。
味にこだわるなら、より高いウイスキーを選ぶ方法もあります。
ただし、価格、入手性、ハイボールでの使いやすさを考えると、ブラックニッカ クリアは強い。

ブランデーならドンピエールV.S.O
安いブランデーとしては、サントリーV.Oなどもあります。
私が「価格だけでなく、普通に飲めるもの」として選ぶなら、ドンピエールV.S.Oです。
ストレートやロックだけでなく、炭酸で割ってブランデーハイボールにしても楽しめます。
4Lペットボトルは見た目に情緒がありません。
しかし、家で飲むために瓶の高級感を毎回買う必要があるのか。
中身が目的なら、大容量には合理性があります。
箱ワインならカルロ ロッシ ダーク
赤ワインを日常的に飲むなら、カルロ ロッシ ダークの3Lボックスワインをおすすめします。
3Lは、750mlボトル4本分。
4箱セットなら合計12Lです。
価格だけなら、さらに安い箱ワインもあります。
それでもカルロ ロッシを選ぶ理由は、私が実際に飲める味であり、箱ワインならではの保存性もあるからです。
バッグインボックスは、ワインを注いだ分だけ中の袋が縮み、容器内へ空気が入りにくい構造です。そのため、一般的なガラス瓶より開栓後の酸化を抑え、長く保存しやすいという利点があります。
毎日ボトル一本を飲み切る必要はありません。
少量だけ注いで、残りを翌日以降へ回しやすい。
この保存性こそ、箱ワインの大きな強みです。
一方で、3Lを買って味が合わなかった場合は苦行になります。
最初は単品か小さい容量で味を確認し、気に入ってから4箱ケースへ進むのが安全です。
安いボトル赤ワインならコセチャ カベルネ
箱ワインではなく、750mlのボトルで安い赤ワインを探すなら、コセチャ カベルネソーヴィニヨンです。
ケース価格では、1本600円前後から見つかることがあります。
カルロ ロッシの箱ワインより容量単価が必ず安いわけではありません。
コセチャを選ぶ理由は、
- ボトル単位で管理できる
- 3Lを開ける必要がない
- 安い価格帯でも普通に飲める
- 人へ出すときに箱ワインより扱いやすい
という点です。
量と保存性ならカルロ ロッシ。
安いボトルワインとして選ぶならコセチャ。
同じ赤ワインでも、役割が違います。
白ワインはコノスル
白ワインでは、コノスルをおすすめします。
特に好きなのは、
- ゲヴュルツトラミネール
- ヴィオニエ
です。
最安の白ワインではありません。
しかし、安さだけを追いかけて飲みたくない酒を大量に買うより、少し価格を上げて、飲みたいと思えるものを買ったほうが満足できます。
コノスルは品種の選択肢が多いため、セット販売で飲み比べるのも面白いです。
冷酒なら菊正宗しぼりたてギンパック
冷やして飲む日本酒では、菊正宗しぼりたてギンパックがおすすめです。
アルコール分は14%以上15%未満で、菊正宗は「やや辛口・やや淡麗」と案内しています。
冷酒として飲むだけでなく、日本酒ロックや、半分凍らせたみぞれ酒にも使えます。
普通に冷やした状態よりも、氷や少量の加水によって飲み口が軽くなり、暑い時期にも飲みやすくなります。
日本酒ロックにする場合は、最初から大量の水を加えず、酒7に対して水1程度から試すのがおすすめです。
熱燗なら菊正宗 上撰 生酛辛口 純米
熱燗には、菊正宗 上撰 生酛辛口 純米 1800mlをおすすめします。
冷酒向けのしぼりたてギンパックとは、用途を分けます。
- 冷酒・ロック・みぞれ酒:しぼりたてギンパック
- 熱燗:上撰 生酛辛口 純米
熱を加えることで、辛口の輪郭と米の旨味が広がり、食事と合わせやすくなります。
刺身だけでなく、焼き魚、煮物、鍋、脂のある肉料理にも合わせられます。
冷酒と熱燗では、同じ日本酒枠でも求める味が違います。
一本ですべてを済ませるより、飲み方に合わせて選んだほうが満足度は高いです。
私は72℃程度まで温めた菊正宗が好きでした。
結局、どれを買えばいいのか
価格と飲み方から選ぶなら、次のようになります。
とにかく安く割って飲みたい
キンミヤ焼酎
ジャスミン茶、烏龍茶、ホッピー、炭酸など、割り材を変えられます。
作るのが面倒
タカラ焼酎ハイボール
冷蔵庫から出して開けるだけです。
毎日ハイボールを飲む
ブラックニッカ クリア
炭酸水を用意できるなら、純アルコール量あたりの価格を抑えられます。
赤ワインを少量ずつ飲む
カルロ ロッシ ダーク
箱ワインの保存性を活かせます。
安いボトルワインが欲しい
コセチャ カベルネ
一本ずつ開けられ、ケース購入なら単価を抑えられます。
日本酒を冷やして飲む
菊正宗しぼりたてギンパック
熱燗を飲む
菊正宗 上撰 生酛辛口 純米
純アルコール20gは「安全量」ではない
厚生労働省は、酒の量だけでなく純アルコール量を把握することが重要だとしています。
計算式は次のとおりです。
酒の量(mL)×アルコール度数÷100×0.8
たとえば、アルコール5%のビール500mlには、純アルコールが20g含まれます。
純アルコール20gは比較しやすい単位ですが、一律の安全量ではありません。
また、1回の飲酒機会で純アルコール60g以上を摂取する一時多量飲酒は、避けるべき飲み方として示されています。
純アルコール20gに相当する酒量は、
2,500÷アルコール度数
純アルコール60gに相当する酒量は、
7,500÷アルコール度数
で概算できます。
40%のウイスキーなら、
- 20g:約62.5ml
- 60g:約187.5ml
です。
価格が安いからといって、飲む量まで増やしてしまえば節約にはなりません。
まとめ|最安の酒より、自分が続けて飲める酒を選ぶ
純アルコール量だけで比べると、ブラックニッカやキンミヤなどの蒸留酒が安くなりました。
しかし、宅飲みのコストは酒代だけでは決まりません。
- 割り材を準備する手間
- 氷や炭酸の費用
- 開封後の保存性
- 飲み切れる容量
- 本当に好きな味なのか
まで含めて考える必要があります。
私の場合は、
- 安く長く飲むならキンミヤのジャスミン茶割り
- ビール風ならホッピー
- ハイボールならブラックニッカ
- 赤の箱ワインならカルロ ロッシ
- 赤のボトルならコセチャ
- 白ワインならコノスル
- 冷酒ならしぼりたてギンパック
- 熱燗なら上撰 生酛辛口 純米
を選びます。
最安の商品が、自分にとって最もコストパフォーマンスがいいとは限りません。
安く買えて、美味しく飲めて、最後まで無駄にしない。
それが宅飲みで本当にコスパのいい酒です。





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