アロマデニカ 384 マデューロをレビュー|美味い。だが、私の葉巻欲は不完全燃焼

酒・葉巻

アロマデニカ 384 マデューロは、カカオやコーヒー、黒胡椒を中心とした、苦味の強いマデューロ葉巻でした。

煙には厚みがあり、味そのものは決して悪くありません。ブラックコーヒーのような苦味を好む人や、脂の強い食事の後に短時間で吸いたい人には、かなり刺さる可能性があります。

ただし、通常のアロマデニカ384に感じるクリームや軽快さとは、かなり違う方向性です。

そして、384という小型サイズで価格は1,000円。

美味しい。しかし、同価格なら私は通常のアロマデニカ504を選びます。

燃焼は綺麗だったが、私の葉巻への欲は不完全燃焼でした。

✅おすすめする人

  • ブラックコーヒーのような苦味が好きな人
  • カカオ、焙煎、黒胡椒を中心とした味を求める人
  • 甘みよりも濃さや苦味を重視する人
  • 味や脂の強い食事の後に吸う葉巻を探している人
  • レトロヘイルに慣れている人

❌おすすめしない人

  • クリーム、ナッツ、甘みのある葉巻が好きな人
  • 通常のアロマデニカ384に近い味を期待している人
  • 味の変化を楽しみたい人
  • 朝や空腹時に軽く吸える葉巻を探している人
  • 小型葉巻に1,000円を出すことへ抵抗がある人

アロマデニカ384マデューロは楽天市場で購入できます。
私の好みとは異なりましたが、ブラックコーヒーのような苦味や黒胡椒の刺激を好む人には、合う可能性があります。


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濃いブラウンのラッパーと鮮やかな赤いリングが目を引く、アロマデニカ384マデューロ。

基本情報

項目内容
銘柄アロマデニカ 384 マデューロ
サイズ384/リングゲージ38の小型サイズ
購入価格1,000円
喫煙時間約45分
カット7mmパンチ
ドリンクモカ味+少量のミルク味プロテインを入れた、甘苦いコーヒー
天候曇り
やや強め
ボディミディアム〜ミディアムフル
再着火1回
終了位置残り指約1.5本分

外観・プレドロー

シワや葉脈が見える素朴な仕上がり。ラッパーからはウッディ、カカオ、レザーを感じました。

濃いブラウンのラッパーで、見た目は分かりやすくマデューロらしい一本です。

表面にはシワや葉脈が見られ、キャップ周辺もやや荒々しい仕上がり。高級品らしい整然とした外観というより、素朴で実用的な印象を受けます。

ラッパーから感じた香りは、

  • ウッディ
  • カカオ
  • レザー

でした。

途中、うっすらと工業製品のような香りを感じましたが、これは葉巻ではなくリングから出ていたようです。

フットの香りは、濡れた紙のような印象。

7mmパンチで開けると、ドローは少し軽めでした。

序盤|強烈な黒胡椒から、カカオとコーヒーへ

着火直後は黒胡椒の刺激が強烈。灰が指半本ほど伸びると、カカオとコーヒーが前へ出てきます。

火をつけて普通に煙を吐くと、最初は全体的にぼやけた味わいです。

ウッディさと、ほんのりとした甘みはありますが、輪郭はまだはっきりしません。

ところがレトロヘイルをすると、印象が一変。

黒胡椒のスパイシーさが非常に強く、鼻へ鋭く突き抜けます。

副流煙にも、ツンとくる胡椒の刺激がありました。

レトロヘイルを使った方が香りは圧倒的に分かりやすいものの、刺激もかなり強いため、初心者向けとは言いにくいでしょう。

灰が指半本分ほど伸びたところで、ようやく全体が落ち着きます。

煙には厚みがあり、

  • カカオ
  • コーヒー
  • 強めの苦味
  • 薄く残る黒胡椒

が中心となりました。

今回合わせた、モカをベースに少量のミルク味プロテインを加えた甘苦いコーヒーとは、かなり好相性です。

葉巻のカカオとコーヒー感がドリンクにつながり、ミルクと甘みが苦味を少し丸めてくれました。

不味くはありません。

むしろ、味の厚みはしっかりあります。

ただ、どこかで吸ったことがあるような、典型的なマデューロ葉巻という印象も受けました。

濃い。カカオ。コーヒー。黒胡椒。

マデューロらしいと言えば聞こえはよいのですが、そうなると、なぜアロマデニカを選ぶのかが分からなくなります。

中盤|コーヒーの苦味にモヤがかかり、徐々に失速

灰は一度崩れたものの、その後は帯状にまとまりました。味わいはコーヒー系の苦味を残しながら、次第に失速します。

中盤に入ると、コーヒー系の苦味が主役になります。

ブラックコーヒーが好きな人なら、この苦味はかなり刺さるかもしれません。

私は普段ブラックコーヒーを飲みませんが、それでも「コーヒー感が強くて美味しい」と感じる程度には、味が分かりやすいです。

しかし、序盤にあったカカオやコーヒーの輪郭には、徐々にモヤがかかっていきます。

苦味は残っている。

煙の厚みもある。

それでも、味全体が少しずつ失速していく感覚がありました。

この葉巻は、空腹時や朝よりも、食後に向いているのかもしれません。

肉料理、揚げ物、脂の強い料理などを食べた後なら、コーヒー系の苦味とスパイスが口の中を切ってくれそうです。

単体で楽しむよりも、

濃い食事を終わらせるための、短い食後葉巻

として使うと、存在理由が見えてきます。

灰は序盤ではかなり脆く、触れただけで崩れました。

ただし、その後は帯状にまとまったため、終始作りが悪いというほどではありません。

終盤|苦味が残り、私の好みから遠ざかる

終盤は苦味がさらに強まり、酸味とアンモニア感も増加。残り指約1.5本分、45分で終了しました。

終盤に入ると、苦味はさらに強くなります。

ドリンクを合わせても、完全にはマスキングできません。

味の厚み自体は最後までありますが、香味の変化は少なく、正直なところ途中で飽きてしまいました。

ここで改めて、自分が葉巻に求めているものを認識します。

私は、

  • クリーム
  • ナッツ
  • 甘み

のある葉巻が好きなのです。

アロマデニカ 384 マデューロは美味しい。

しかし、私の好みではありません。

途中で火が消えかけたため、再着火を1回。

再着火後は黒胡椒のスパイシーさが少し薄れましたが、その分、苦味がより前へ出てきます。

副流煙には酸味も乗り始め、最終盤ではアンモニア感がかなり強くなりました。

無理に最後まで追わず、残り指約1.5本分で終了。

喫煙時間は約45分でした。

総評|美味しい。しかし、1,000円で選ぶ理由が弱い

アロマデニカ 384 マデューロは、カカオ、コーヒー、黒胡椒を中心とした、味の厚いマデューロ葉巻でした。

ブラックコーヒーのような苦味を好む人には、かなり合う可能性があります。

脂の強い食事の後に吸う、短い食後葉巻としても使いやすそうです。

ただし、通常のアロマデニカ384に感じるクリームや軽快さは薄く、味の方向性は海外の濃いマデューロ葉巻に近づいています。

そうなると、比較対象が一気に増えます。

384サイズで1,000円。

同じ価格なら、ロブストサイズの葉巻も普通に選べます。

少し予算を足せば、バンドル価格ではありますが、ニカ・ルスティカ・ブロードリーフも射程に入ります。

50サイズは1,400円。

その価格帯になると、

  • Factory Smokesを複数本
  • E.P.カリージョ ラ・ヒストリア
  • アンダークラウン
  • クラウンヘッズ
  • タバック

など、私にとって魅力的な比較対象が並びます。

さすがに相手が強すぎます。

恐らく、私にとって最大のネックは味そのものではなく、価格なのでしょう。

評価

項目評価
★★★☆☆
煙量★★★☆☆
甘み★☆☆☆☆
変化★★☆☆☆
コスパ★★☆☆☆
作り★★★☆☆
満足感★★☆☆☆
再購入★★☆☆☆
読書適性★★☆☆☆

再購入判断|同じ1,000円なら通常の504を選ぶ

再購入はしないと思います。

不味いからではありません。

ブラックコーヒー系の苦味が好きな人には、十分おすすめできる味です。

しかし、私が同じ1,000円を出すなら、通常のアロマデニカ504を選びます。


アロマデニカ N−504[50RG/100mm]

苦味主体の384マデューロが気になる人はこちら。


アロマデニカ マデューロ 384[38RG/100mm]

504には、私の好きなクリームやナッツがあり、太さと満足感もあります。

一方、384マデューロは苦味が中心で、変化も少なく、小型サイズとしては価格も高め。

美味しさは認めます。

それでも、もう一度買う理由までは見つかりませんでした。

最後に

アロマデニカは好きなブランドです。

だからこそ、マデューロにも期待していました。

通常384のような手軽さに、マデューロの甘さや厚みが加わっているのではないか。

そんな期待もあったのでしょう。

実際に出てきたのは、甘いマデューロではなく、コーヒーと黒胡椒、そして強い苦味でした。

美味しい。

でも、欲しかったものとは違う。

葉巻は、点数だけでは説明できません。

味を評価できても、自分がもう一度吸いたいとは限らない。

今回の一本は、そのことを改めて教えてくれました。

燃焼は綺麗だったが、私の葉巻への欲は不完全燃焼である。

残念ブヒィ。

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